僕と君の間にあるもので世界をかえることについて

アニメ『輪るピングドラム』を巡る考察的な何か

03:愛の話をしよう

Ⅰ HOMEのかたち ―ディストピアとユートピア

『輪るピングドラム』には様々な家庭が描かれますが、いわゆる一般的に理想だと思われる姿は一切出てきません。高倉家は一見理想的な家庭でしたが、両親は犯罪者であり、彼らを置き去りにして消えてしまいます。荻野目家では、死んだ桃果を巡る夫婦のすれ違…

Ⅱ 自己犠牲のヤな感じ―カムパネルラの限界

アニメのモチーフとなった『銀河鉄道の夜』を書いた宮沢賢治は、ある信念のために生きて死んだ人でした。それは 世界ぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない (農民芸術概論/宮沢賢治) ということです。普通に考えれば絶対無理だろwwww …

Ⅲ 輪るピングドラムの贈与論

<贈与>を<贈り物>にして考えてみましょう、プレゼントです。 あなたが誰かから<贈り物>を貰ったとします。そのお返しをしなくてはならないと考えるでしょう。 そして返すものは同等?いえ、感謝の気持ちを込めてそれ以上のものをと考えるのではないで…